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ばあさんの三味線 [三味線]

いま、
おでの部屋に足の踏み場は、ない。




いいやつ.jpg こんなのと、



ばひーん.jpg こんな「ばひ~ん」と、





やすいほう.jpg こんなのと、


ばひょーん.jpg こんな「ばびょ~~ん」が、


水ぶき後、床にころがっていて、
除湿機くんがフル稼働でこれらを乾燥しており、


これが乾いたら、
三味線(破れてるけど)を組み立てて、


だい.jpg この三味線台に、



2棹の三味線(破れてる)が立つ、
はずなんだけど、


かんそうちゅう.jpg 三味線台も現在、水ぶき乾燥中。



本日、
亡き祖母が使っていた、三味線と三味線周りのお道具が届きまして、

つか、昼休み、
携帯におばからの着信で、

「昨日送っただからね~、今日つくだわ~。」

とか言うので、
ぎゃ~っと、定時ダッシュで帰宅したところ、
家に着くと同時に、
宅急便の方がいらしたわけで。

そのタイミングのばっちりさ加減に、
おでは、
なんだか、運命かんじて、

ガムテープ巻きすぎの、
毎度おなじみ、おば梱包に難儀しつつも、
ダンボールの中から現れた、
三味線を見た時には、
感無量。

祖母の三味線に触れるのは、
何年ぶりのことになるのか。

老後、突然三味線を始めた祖母。
音楽経験ゼロの祖母のお稽古はまあ、

亀WALK(前ページの日記参照)。

ときどき、
「ミッソちゃんなら上手く弾けるさ、
 若いんだから」
と、おでに三味線を弾かせてくれて、


兆あっさり、祖母より上手く弾けてしまった、
おでへ向けた、祖母の引きつり笑顔。
忘れたくても忘れられません(あやまりたい)。


祖母の死後は、誰も使っていなかった、
言い方は悪いけど、
ほったらかしだった、祖母の三味線。


どうかけ.jpgばちいれ.jpg

紫でそろえたお道具。


ゆびすり.jpg

指すりは胴かけに合わせた、こげ茶で(切れちゃっているけど)、


着物世代の祖母の乙女ごころが見えて、
「おばあちゃん…」
なんて思ったりもしなくもないのですが、

肝心の三味線を包んでいる袋、


ふくろ.jpg これ。


七五三の振袖の柄だわね、
おでと、いとこの。
ばあさん、そっとリフォームして、
自分のものにしてたんだね。

ふふふふっ。

ばあちゃん、乙女すぎ。

(おしまい)
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