大自然はお好き? [クロアチア旅行]
プリトヴィッツェ湖群国立公園が見たくて、クロアチアに来たと言っても過言ではない。
若いときは都会に魅力を感じたものだが、近年は、自然の美しさにめっぽう弱い。
加齢のせいだと思われる。
鳥の声で目を覚まし、魚を釣って食べ、木陰で休み、日暮れと共に寝る、
できるものならそんな生活がしたいと、思わなくもない。
だが、眠りを邪魔する鳥の声はガーガーと醜くやかましく、魚には大量のハエがたかってすぐ腐り、
木陰の地面はねちゃねちゃして虫だらけ、日が暮れれば野獣の鳴き声が怖くて寝るどころじゃない、
ワイルドライフのネガティブ面を枚挙すればいくらでも思いつく、
ネガティブなおでは、こうして時々旅行するぐらいが丁度いいのだ、胃腸も弱いし。
そういったわけで、観光客のおでは公園内にある、ホテルの快適で清潔なお部屋から、
きれいに整備された遊歩道を歩き、公園入り口に到着した。
入り口はいくつかあるようだが、おでが利用した入り口からはまず、舟に乗る。
湖水は透き通っていて、
魚が泳ぐのが見える。
これだけいっぱいいたら、食べるに困らないだろう。
ここならワイルドライフもいけそうな気がするけど、公園内のつりは禁止。
公園散策にはいくつかのルートがあるようだが、
パンフレットを読むのが面倒で適当に歩いていたら、
おでたちは湖を離れて、気がつけば山道を進んでいる。
ただ、行く先にときどき看板が立っていて、
「絶景ポイントこちら」てきな、矢印が書かれているので、
ルートを外れたのではなさそうだ。
世界中から観光客が集まる、世界遺産である。
歩道はばっちり整備されて、山道であっても実に楽ちん。
緑のトンネルの中を歩くのは、なんとも気持ちがよかった。
ぽつりぽつりと咲いてる野の花もかわいらしく、摘み取って近くで愛でたい、と思うが、
野草の採取は厳禁。
そして、たどりついた、絶景ポイント。
手に持っているパンフレットのお写真は、ここで撮ったんだなあ、と思う。
おでが下手なお写真を撮るまでもないね、
とカメラをしまいかけ、
いや、それでも一応、と写したものの、残念ながら実物の迫力が全く伝わらない。
湖が青い、ってことだけわかればいいやとあきらめた。
湖が青いのは、炭酸カルシウムがなんとかかんとかで、石灰岩がなんとかかんとかの、
トラバーチン形成?てきな、理由があるらしい。
パンフレットに書かれた、解読不可能な文章を読みながら、
「そういえば、おで、高校の地学のテストで0点とったことがあるよ。」
昨日の昼ご飯は思い出せないのに、昔のことはよく覚えているものである。
湖は、近くで見ても青い。
滝にはマイナスイオンがなんとかかんとか、というはなしを聞いたことがあるが、
うっとりするほど気持ちがいい。
ここで息をしているだけで、身体がきれいになる気がする。
歩道から湖へバチャンと飛び込んで泳いだら、めちゃめちゃ気持ち良さそうだ。
でも、泳ぐのは絶対禁止。
とはいえ、足を踏み外したフリして落ちたら、苦笑いで許してもらえるのではなかろうか、
何が何でも泳ぎたくてうずうずうずうずしたが、
世界中のひとびとの前で、日本の恥となってはいかん。
やまとなでしこのおでは、ぐっと我慢した。
でも、もし誰も見ていなかったら、やったかもしれない。
(つづく)
若いときは都会に魅力を感じたものだが、近年は、自然の美しさにめっぽう弱い。
加齢のせいだと思われる。
鳥の声で目を覚まし、魚を釣って食べ、木陰で休み、日暮れと共に寝る、
できるものならそんな生活がしたいと、思わなくもない。
だが、眠りを邪魔する鳥の声はガーガーと醜くやかましく、魚には大量のハエがたかってすぐ腐り、
木陰の地面はねちゃねちゃして虫だらけ、日が暮れれば野獣の鳴き声が怖くて寝るどころじゃない、
ワイルドライフのネガティブ面を枚挙すればいくらでも思いつく、
ネガティブなおでは、こうして時々旅行するぐらいが丁度いいのだ、胃腸も弱いし。
そういったわけで、観光客のおでは公園内にある、ホテルの快適で清潔なお部屋から、
きれいに整備された遊歩道を歩き、公園入り口に到着した。
入り口はいくつかあるようだが、おでが利用した入り口からはまず、舟に乗る。
湖水は透き通っていて、
魚が泳ぐのが見える。
これだけいっぱいいたら、食べるに困らないだろう。
ここならワイルドライフもいけそうな気がするけど、公園内のつりは禁止。
公園散策にはいくつかのルートがあるようだが、
パンフレットを読むのが面倒で適当に歩いていたら、
おでたちは湖を離れて、気がつけば山道を進んでいる。
ただ、行く先にときどき看板が立っていて、
「絶景ポイントこちら」てきな、矢印が書かれているので、
ルートを外れたのではなさそうだ。
世界中から観光客が集まる、世界遺産である。
歩道はばっちり整備されて、山道であっても実に楽ちん。
緑のトンネルの中を歩くのは、なんとも気持ちがよかった。
ぽつりぽつりと咲いてる野の花もかわいらしく、摘み取って近くで愛でたい、と思うが、
野草の採取は厳禁。
そして、たどりついた、絶景ポイント。
手に持っているパンフレットのお写真は、ここで撮ったんだなあ、と思う。
おでが下手なお写真を撮るまでもないね、
とカメラをしまいかけ、
いや、それでも一応、と写したものの、残念ながら実物の迫力が全く伝わらない。
湖が青い、ってことだけわかればいいやとあきらめた。
湖が青いのは、炭酸カルシウムがなんとかかんとかで、石灰岩がなんとかかんとかの、
トラバーチン形成?てきな、理由があるらしい。
パンフレットに書かれた、解読不可能な文章を読みながら、
「そういえば、おで、高校の地学のテストで0点とったことがあるよ。」
昨日の昼ご飯は思い出せないのに、昔のことはよく覚えているものである。
湖は、近くで見ても青い。
滝にはマイナスイオンがなんとかかんとか、というはなしを聞いたことがあるが、
うっとりするほど気持ちがいい。
ここで息をしているだけで、身体がきれいになる気がする。
歩道から湖へバチャンと飛び込んで泳いだら、めちゃめちゃ気持ち良さそうだ。
でも、泳ぐのは絶対禁止。
とはいえ、足を踏み外したフリして落ちたら、苦笑いで許してもらえるのではなかろうか、
何が何でも泳ぎたくてうずうずうずうずしたが、
世界中のひとびとの前で、日本の恥となってはいかん。
やまとなでしこのおでは、ぐっと我慢した。
でも、もし誰も見ていなかったら、やったかもしれない。
(つづく)
ソラもミズも青い〜!
いいなぁ、カメラと一緒にのんびりお散歩ね♪
およがなくとも、せめて足くらいはポチャンってしてみたいなぁ。
むむー、いいな、いい旅だ。
おいしいも待ってる?
クロアチア、行ってみたいなぁ。
by きむたこ (2011-08-17 07:43)
気持ちよさそうだね。
自然の中を歩いてみたい。
秋葉原ばっかじゃ嫌だ!
by masiko (2011-08-17 16:56)
↑アキバがどうかしたかね?
そこの水、すっげー冷たいんじゃねーの?
バチャンよりゴクゴクのがよさそーだな。
by mabo (2011-08-18 10:16)
暑いのなんのって、具合悪くなるくらい暑いっす。
それもよりによって、今日(18日)が一番の暑さ。
missoちゃんの代わりに飛び込みたいくらい。
湖の青が独特だよね。
やっぱりスケールが違うわ。
by 柴犬陸 (2011-08-18 21:58)
うわー
すごいキレイなところだね~。
もし、いつか、その湖に一緒に行くことができたら…
私が、missoちゃんの背中を押してあげるね。
どっぼーん。
by よっち (2011-08-19 01:26)
私も 行きたい
私も 連れて行ってほしかった
今度は 誘ってほしい
(短さの中に 切実さを 入っている)
by いちご☆ (2011-08-19 21:12)
きむたこちゃん>水色がホントにきれいだったよ~。
クロアチアでは、おいしい、も待ってるよ♪
暑い、も待ってるけどね:)
ましこさん>ここが伝言板になったようで、
よかったよかった♪
今週末は秋葉原じゃないところ、行ったのかちら?
まぼさん>犬が美味そうにゴクゴクやってました。
おでも犬のフリをしてひとくち飲みたいと思いましたが、
やまとなでしこなので飲みませんでした。
柴犬陸さん>暑さにめげず、がんばって~~~!!
今週末はこっちもちょっとだけ夏らしくなりました。
やっぱ暑いと、ビールがうまい!
よっちさん>よっちさんに背中を押されて、湖に落っこちる自分が目に浮かびます。
すげえ、リアルに。
いちごさん>今度は 誘う
ぜったい 断っちゃ だめだよ
(↑意図せずに、ちょっとホラー風味ポエムになった)
by misso (2011-08-22 05:49)
この青さ!!
泳ぎたくなる気持ちわかるわぁ。
by 二兎丸 (2011-09-24 12:54)
二兎丸さん>ね、泳ぎたくなるよね!!
だめなんだけどさ・・・。
by misso (2011-10-01 01:12)