でっかくなるはなし [ケニア旅行]
おとっつあん出張中の現在。
我が家にいる生き物は、
おでと、
パギラちゃん。
かわいがって育てているつもりだが、もひとつ成長しない。
わっさわっさと葉が繁って、できれば、ちょっと困っちゃうくらいでっかくなって欲しいが、
そうはいかない。
正直、おもしろみにかける。
ああ、サボ子さんは、おもしろくてかわいかった。
東京の家で育てていた、サボ子さん。
サボ子さんは、あり得ない場所から枝を伸ばして、何度もおでの度肝を抜いてくれた。
里子になった現在は、大事に育てていただいて、さらに健やかに成長中。
これは、去年の夏、送っていただいたお写真。
健康そのもの。
そもそも、サボ子さんは巨大に育つポテンシャルを秘めている。
ユーフォルビア、という多肉植物のなかの、
大雲閣、という種類だ。
いかにも大きくなりそうな、お名前。
そして、実際、大雲閣は兆大きくなる。
おでは、知っている。
このくらい、大きくなる。
ケニアで、見た。
3階建ての建物くらい、でっかかった。
(おしまい)
我が家にいる生き物は、
おでと、
パギラちゃん。
かわいがって育てているつもりだが、もひとつ成長しない。
わっさわっさと葉が繁って、できれば、ちょっと困っちゃうくらいでっかくなって欲しいが、
そうはいかない。
正直、おもしろみにかける。
ああ、サボ子さんは、おもしろくてかわいかった。
東京の家で育てていた、サボ子さん。
サボ子さんは、あり得ない場所から枝を伸ばして、何度もおでの度肝を抜いてくれた。
里子になった現在は、大事に育てていただいて、さらに健やかに成長中。
これは、去年の夏、送っていただいたお写真。
健康そのもの。
そもそも、サボ子さんは巨大に育つポテンシャルを秘めている。
ユーフォルビア、という多肉植物のなかの、
大雲閣、という種類だ。
いかにも大きくなりそうな、お名前。
そして、実際、大雲閣は兆大きくなる。
おでは、知っている。
このくらい、大きくなる。
ケニアで、見た。
3階建ての建物くらい、でっかかった。
(おしまい)
マサイ族の村のはなし [ケニア旅行]
旅行中、たびたびマサイのひとに会った。
ケニアにはネイチャーガイドとして働いている、マサイのひとが少なくない。
アンボセリのロッジには、マサイ族の25歳、「ケリカくん」がいて、
会えばかならず、すこしおしゃべりをした。
今日のゲームドライブはどうだった?とか、他愛もない内容だけれど、
赤い布を着て、成人の儀式のために抜けた前歯の、
遠い世界に住むひとと話すのは楽しかった。
夜、ロッジの庭で催された、
ケリカくんプロデュースのマサイのダンスは格好よかった。
最初、彼らは姿を見せない。
たき火のむこうの、真っ暗な木陰から声だけが聞こえる。
ヒーヒーーーヒーーヒーーー
そのきーんと高い音は、人の声とは思えない。
右の方から、左の方から、なんだか、後ろからも聞こえる気がする。
どこにいるんだろう、と、すこし怖くなった頃、
ジャンプしながら赤い衣装のマサイダンサーズが登場。
最初のダンスは、歓迎の踊り。
ケリカくんの解説で、知る。
マサイの男の魅力はジャンプの高さで決まるそうだ。
「ジャンプ競争の踊り」で見た、ジャンプは確かにとても高い。
皆で一列に並んで歌を歌うなか、ひとりずつ前に出てジャンプしてみせる。
しかしながら、むき出しの脛のとんでもない細さにばかり目がいってしまい、
ジャンプが高いからといって、ステキだ、とは思わない。
おではマサイの女でないので、しかたないことだ。
ジャンプを写したら、ぶれるのも、しかたないことだ。
そんなちょっとした、マサイ族との交流で、じゅうぶん満足していたのだが、
最終日におでたちは、マサイ族の村を訪れることになった。
昼食後マサイマラから直接ナイロビ空港へ向かったら、
深夜のフライトまで時間がありすぎる。
「もし、興味があるんだったら、マサイの村にでも行きますか?」
という、ドライバーさんの提案だった。
「もし、興味があるんなら、ですよ。」
付け足したのが、すこし気になったのだけれど。
ケニアにはネイチャーガイドとして働いている、マサイのひとが少なくない。
アンボセリのロッジには、マサイ族の25歳、「ケリカくん」がいて、
会えばかならず、すこしおしゃべりをした。
今日のゲームドライブはどうだった?とか、他愛もない内容だけれど、
赤い布を着て、成人の儀式のために抜けた前歯の、
遠い世界に住むひとと話すのは楽しかった。
夜、ロッジの庭で催された、
ケリカくんプロデュースのマサイのダンスは格好よかった。
最初、彼らは姿を見せない。
たき火のむこうの、真っ暗な木陰から声だけが聞こえる。
ヒーヒーーーヒーーヒーーー
そのきーんと高い音は、人の声とは思えない。
右の方から、左の方から、なんだか、後ろからも聞こえる気がする。
どこにいるんだろう、と、すこし怖くなった頃、
ジャンプしながら赤い衣装のマサイダンサーズが登場。
最初のダンスは、歓迎の踊り。
ケリカくんの解説で、知る。
マサイの男の魅力はジャンプの高さで決まるそうだ。
「ジャンプ競争の踊り」で見た、ジャンプは確かにとても高い。
皆で一列に並んで歌を歌うなか、ひとりずつ前に出てジャンプしてみせる。
しかしながら、むき出しの脛のとんでもない細さにばかり目がいってしまい、
ジャンプが高いからといって、ステキだ、とは思わない。
おではマサイの女でないので、しかたないことだ。
ジャンプを写したら、ぶれるのも、しかたないことだ。
そんなちょっとした、マサイ族との交流で、じゅうぶん満足していたのだが、
最終日におでたちは、マサイ族の村を訪れることになった。
昼食後マサイマラから直接ナイロビ空港へ向かったら、
深夜のフライトまで時間がありすぎる。
「もし、興味があるんだったら、マサイの村にでも行きますか?」
という、ドライバーさんの提案だった。
「もし、興味があるんなら、ですよ。」
付け足したのが、すこし気になったのだけれど。
ナクル湖のはなし [ケニア旅行]
ナイバシャ湖で2泊したあと、向かったのはナクル湖。
フラミンゴで有名な湖だが、
お写真をご覧になっていただけばわかるように、
いない。
「いるときは、たくさんいる」
とは、ドライバーさんの談である。
湖面がピンクに見えるほど、たくさんのフラミンゴが、いるときは、いるらしい。
フラミンゴで有名な湖だが、
お写真をご覧になっていただけばわかるように、
いない。
「いるときは、たくさんいる」
とは、ドライバーさんの談である。
湖面がピンクに見えるほど、たくさんのフラミンゴが、いるときは、いるらしい。